火災報知器と消火器

火災報知器やスプリンクラーとともに、
身近な消防設備と言えば、消火器。
学校などで使い方の実習をした方も多いことでしょう。

火災警報機の発動から消火まで、
なるべく被害を少なくするためにも
初期消火は大切ですから、
消火器のことも知っておきましょう。

消火器は使い方を知ることが基本ですが、
置き場所や腐食などの日頃のチエックを適切にしておかないと
いざという時に消火器を効果的に使うことができなくなります。

消火器の種類には次のようなものがあります。

◆粉末消火器
すべての火災に使用できます。粉末で酸素を断って火を消すからです。
一瞬のうちに炎を抑え消火できますが、冷却効果はありません。
燃えているものによっては高温のため再燃することがあるので、
これを防止するためには更に水をかけるなど、冷やす必要があります。
薬剤の放射時間と放射距離が強化液消火器と比べて短いので
火元をよく狙って消火することが大事です。

◆強化液消火器
すべての火災に使用できます。冷やすことで火を消すからです。
水系薬剤のため浸透性があり、木材などの火災には効果を発揮します。
瞬間的に炎を消すことはできませんが、冷却効果を持つのが特徴で
粉末消火器と比べ、放射時間、放射距離は長くなっています。

◆住宅用消火器
一般住宅からの火災を対象に作られたコンパクトで軽い消火器です。
本体の色も赤だけでなく、ベージュやグリーンなどもあります。
消火薬剤は粉末、強化液の両タイプがあります。
使用期限は製造から5年〜8年で、消火薬剤の詰替えはできません。

◆エアゾール式簡易消火具
てんぷら油火災などの初期消火に効果を発揮します。
軽量で取り扱いも簡単ですが、消火薬剤は少ないため
他の粉末・強化液消火器や住宅用消火器と併設しておくと安心でしょう。

消火器は、誰もが見やすく、使いやすい所に置きましょう。
消火器の寿命は保管場所の状態によって大きく変わります。
湿気の多い場所や日の当たる所は避けます。

転倒しないようになっているでしょうか。
キャップはゆるんでいないか。
安全ピンはついているか。
容器にサビや変形などはないか。
ホースに詰まりやひび割れはないか。
圧力ゲージのついているものは、
圧力を示す針が規定値内(緑色の範囲)にあるか。
ときどき見て、チェックをしておきましょう。

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